かまたま日記3

プログラミングメイン、たまに日常

SpringSource Tools Suite(STS)でGroovy,Grails開発(準備)

Groovy勉強中です。既存のJavaの資産が有効活用できるスクリプト言語っていうところに魅力を感じています。

Groovyを使ったフルスタックフレームワークGrailsっていうのがあるのですが、Grailsで開発するために、SpringSource Tools Suite(以下STSEclipse的な何か)でプロジェクトを作ってアプリを起動させるところまでをメモっておきます。
基本は以下のサイトと動画を参考にさせていただいているので、こちらを見てもらっても構いません。
http://www.o-sanpo.com/developers-blog/springsourcetoolsuitestsdegrailsapuriwozuoru1
Getting Started with Grails - Part 1 - YouTube

あっ、ちなみに環境はWindows7(64bit)です。

STSをダウンロード

Spring Tool Suite™ (STS)からSTSをダウンロードします。
名前とか会社の登録を促されますが、「I agree and accept the license terms …」にチェックを入れて「take me to the download page」のリンクを押せばダウンロードの画面に行けます。
インストーラ版とzipがありますが、今回はzipの方を選択。
ダウンロードしたzipを適当なフォルダに解凍します。(以下%STS_HOME%)とします。

Groovy,Grailsの開発環境をインストール

%STS_HOME%\springsource\sts-2.9.2.RELEASE\STS.exeをクリックすると、STSが起動します。
Eclipseでおなじみのワークスペースの設定をした後に、「Open Dashbord」でダッシュボードを開きます。

Dashbordタブの下に「Extentions」っていうのがあるのでそれをクリックします。
いろいろありますが

を選択してインストールします。

あとGrailsjdkが必要なので、jdkをインストールして、Installed JREsをjdkにしておきましょう。
jdkのインストール方法とかは省略します。

これでGroovy,Grailsを使う準備が整いました。

Groovyのスクリプトを書いてみる

スクリプト書く用のプロジェクトを作ります。プロジェクト名はsandboxとします。

srcフォルダにHello.groovyというgroovyスクリプトを作ります。
クラス宣言とかは消してOKです。

println 'Hello'

Javaと同じ感じで[Run As]->[Groovy Script]で、スクリプトを実行することができます。
[Run As]->[GroovyConsole]で、REPLであるGroovyConsoleからも起動できます。

Grailsプロジェクトを作ってみる

プログラミングGroovyに載っているbookmarkアプリを作ってみます。

プログラミングGROOVY

プログラミングGROOVY

[File]->[New]->[Grails Project]で新規作成ウインドウがでるので、[Project name]:bookmarkでプロジェクトを作成します。

domain-classを作ってみる

[File]->[New]->[Domain Class]で新規作成ウインドウがでるので、[name]:Bookmarkでドメインクラスを作成します。
自動生成されたドメインクラスに項目を追加します。

controllerを作ってみる

[File]->[New]->[Controller]で新規作成ウインドウがでるので、[name]:Bookmarkでコントローラークラスを作成します。
自動生成されたコントローラークラスを修正します。

アプリ起動

[Run As]->[Groovy Command(run-app)]でアプリが起動します。

コンソールに表示されている「http://localhost:8080/bookmark」をクリックして、下の画面が表示されていればOKです。