かまたま日記3

プログラミングメイン、たまに日常

属人化の恐怖

現在私はあるシステムの再構築案件に携わっています。

そのシステムはCOBOLで作られているシステムなのですが
再構築要件は現在の機能をそのままに、COBOLから
メンテしやすいjavaPL/SQLに書き換えるというものです。

ここでネックになってくるのが、「現在の機能をそのままに」というところ。
現在このシステムにはまともなドキュメントがありません。
要件はシステム最初期(ホスト時代)から携わっているある年配の
保守担当の頭の中にしかありません。

最初に一応COBOLのプログラム仕様書(プログラムの内容を日本語に起こしてもらったもの)
を作ってもらい、それに元に再構築後のプログラム仕様を決定しているのですが*1
後から聞いていない仕様がどんどん追加されていくのです。
「あ、言い忘れたけどこういう仕様もあるから。」
という言葉のもと・・・

こっちは単体テスト終わってるっちゅーねん!!
と言いたくなります。

いわゆる「業務属人化」の最たるものを間近に感じる最近なのでした。

*1:もちろんCOBOLのロジックをそのままjavaで使うわけではありません